日本で英語は必要ない!
だから日本人は英語ができるようにならない!
…ってよく聞きますよね。
頑張って英語を学んでいる方からも、
ビジネス英語は難しすぎ!
中途半端な英語じゃ、仕事で使えない…。
転職するのに英語で面接とか無理!
英語ができても、小さい会社だと上手く利用されるだけ!
普段の業務に加えて、英語関係の仕事頼まれるし…。
お給料は変わらないのに!
…なんて声も聞きます。
色々な会社や職業がありますが・・・
この記事では、デザイナーも英語力は必要か?について書いています。
デザイナーも英語力は必要?
まず、いくつも部署がある日本の比較的大きな企業に勤める場合、デザイナーは英語が出来なくても大丈夫です。
海外市場のマーケティングや貿易事務は専門の部署がありますし、海外出張やクライアントとのミーティングも代理店や通訳さんが間に入ってくれるからです。
英語圏の国でデザイナーとして働きたい場合は、一部の日系企業を除いて、ビジネスレベルの英語力が必要です。
社内で企画会議を開いたり、クライアントに英語でプレゼンテーションをしたりすることもあります。
では、日本の小さな会社(ブランド)や、国内外を拠点に個人で働く日本人デザイナーは、どうでしょうか?
ビジネスレベルではなくても、ある程度英語が出来たほうが良いです。
絶対必要ではないですが、英語が出来るとチャンスが広がります。
英語が出来ると役立つのは、どんな時?
デザイナーは、英語が出来ると『情報収集力』と『発信力』がアップします。
英語で情報収集出来ると、
トレンドや最新情報を知りたいとき
もっとデザインの知識・スキルを磨きたいとき
ビジネス面での変化や成長を模索しているとき
…などに役立ちます。
日本語に訳されたトレンド情報やマーケティング戦略、専門知識だけでは、情報が限られていたり、一方的だったり、古かったりする場合があるからです。
また、デザイナーにとって、英語で発信できることも現代の世の中では非常に重要です。
日本語だけの場合とは、発信できる範囲や伝わり方が全然違ってきます。
具体的に英語がどんなことに役立つのか、以下でご紹介します。
情報を集めるとき
英語で情報を得られると、色やトレンド予測が発表されたときの一番最初の情報に触れることができます。
もちろんこれらの情報は日本語に訳されて日本にも伝わってきますが、デザイナーにとって感覚やディテールはとても重要です。
そのため、もとの言語(英語)で理解できたほうが、得られるものも多いです。
より豊かな発想から、魅力的な商品作りにつながる
商品展開やビジネスの新しいアイデアも得られる
結果としてターゲットへの訴求力もアップする
…など、日本語だけで情報収集するより、会社・ブランド・デザイナーとして成長できる機会がたくさんあります。
発信するとき
いまは、SNSで日常を発信しているだけでも、海外から反応がある時代です。
デザイナーは、英語を上手く活用することで、海外の潜在顧客にアピールし、商品の売り上げにつなげることも可能です。
簡単な単語や表現で十分なので、
インスタグラムで英語のハッシュタグ / 説明をつける
→日本人以外の人の目に触れる機会が増え、興味を持ってもらえる可能性がある。
YouTubeにブランドや作品・商品紹介、作り方などの動画をアップする
→オリジナリティや魅力が伝わりやすくなり、ファン獲得にも役立つ。
海外のオンラインストアでも販売する
→日本国外からも、実際に注文が来る。
クリスマスの時期などは、雑貨やプレゼントになるようなものは飛ぶように売れるので、販路を日本国内だけに限定してしまうのは、もったいないです。
たまに、ファッション作品やメイク、ネイルなどをネット上で紹介していたら、『海外から問い合わせが来た』『海外の有名人に使ってもらえることになった』という話も聞きますね。
英語が出来ると、可能性は大きく広がります。
国や学校、会社によっては、観光ビザでもデザインの短期コースを受講できたり、デザイナーのもとでインターンをしたり出来るところもあるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください
まとめ
- デザイナーも英語力はあったほうが良い
- 英語が出来ると情報収集力と発信力がアップ
- 日本語だけより、様々な面で可能性が広がる