日本でも、最近よく耳(目)にする『メンター』という言葉。
メンターがいたから、若くして成功できた。
普通の主婦が起業出来たのは、メンターのおかげ。
…という話を本やインタビューを読んだり、聞いたりすることがありますが、英語を学ぶときにも『メンター』は必要なのでしょうか?
*メンター(mentor)とは…
優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手。ギリシャ神話で、オデュッセウスがトロイア戦争に出陣するとき、自分の子供テレマコスを託したすぐれた指導者の名前メントール(Mentōr)から。
ー引用元:コトバンク
今回は、英語学習におけるメンターの必要性や大切なこと、注意点などについて書いています。
Contents
メンターは、いたほうが良い
英語を学んでいて、上手く行かず悩んでいるときや困っているとき、自分を目標の方へ導いてくれる「メンター」は、いたほうが良いです。
自分に合ったメンターがいれば、精神的にも安心して、学習に取り組むことが出来ます。
でも、最初から探さなくても良い
多くの人が独学で英語を習得しているように、メンターは絶対必要ではありません。
自分に合ったメンターがすぐに見つかるということは稀なので、『自分1人では、どうにもならない!』という状況でない限り、最初から探そうとしなくて大丈夫です。
私の場合、英語を学ぶ目的と期限が明確にあったため、ひたすらそれに向けて学習。
自分1人でわからないことは、学校の英語の先生たちに質問したり、オンラインで質問を投稿したりしていました。
その後、しばらくしてから、たまたまメンターを見つけました。
受け身でいるだけでは、上達は難しい
どんなに良いメンターを見つけたとしても、『言われたことを、ただやるだけ』という姿勢では、上達するのは難しいです。
目標によっては、それでも、ある程度達成できるかもしれません。
でも、大切なのは、
自分で考える・工夫すること
疑問があれば、調べる・質問すること
…です。
そうすることで、自分の学びにつながるだけでなく、メンターに自分の課題をよく知ってもらうことができ、その後の効率的・効果的な学習計画にもつながります。
メンターを見つける時の注意点
英語が出来る友人や英会話の先生のほかに、自分の「メンター」になり得る人はたくさんいます。
オンラインでも英語の教材やサービスを購入できたり、気軽にレッスンを受けたり出来るようになった現在、誰でも『教える人』になれるからです。
その中には、知識やスキル、経験豊富で『教えることが大好き』という人もいれば、残念な事ですが、私利私欲のために学習者を言葉巧みに操ろうとする人もいます。
メンターを見つけるときは、
なんか魅力的な肩書きの人
人生成功してるっぽい人
誰かが薦めている人
…よりも、自分が
信頼できる人
尊敬できる人
…を選ぶことをオススメします。
ストレスのもとになる人からは離れる
メンターが良い人だったとしても、自分と合わないことはあります。
教え方が一方的に感じたり、気軽に相談できなかったり、相性が良くない場合は、ストレスのもとになって学習にも悪影響を与える可能性があるので、他の人に頼んだ方が良いと思います。
話し方がキツくて、結構はっきりモノを言う人でも、自分の善きメンターになることもあります
メンターは1人じゃなくても良い
メンターは1人でも、1人じゃなくても大丈夫です。
例えば、
ブログを読んでみて、生き方や考え方にも共感できる人
自分と似た目標を達成していて、尊敬できる人
憧れのアーティストや有名人
…など、その人の言葉や作品が自分の意識を高め、成長や学習の手助けになるのであれば、実際に会ったことがなくても、メンターをお願いしたり、ロールモデル(お手本となる人)にしたりするのは良いことだと思います。
まとめ
- 英語を学ぶとき、メンターはいたほうが良い
- 自分が尊敬・信頼できる人を見つけることが大切
- メンターは、1人だけに絞る必要はない