何か目的や目標を持って『英語を学ぶ』と決めたら、たいていの人は出来るだけ早く、そのゴールにたどり着きたいですよね。
しかし、同じように目標を持っていても、
大人になってから新しい言語を学び始めて、数ヶ月で話せるようになる人
…も居れば、
中学生の時から英語を勉強しているのに、10年経っても使えるようにならない人
…も居ます。
この違いは…やる気?才能?お金や時間の有無?
もしかしたら、それも少しはあるかもしれませんが、英語を学習する時は、最初が肝心です。
何から学び始めるか?
目標達成のために何が必要?
自分の特性や生活に合った学び方は?
…こういったことを知ってから学習を始めることで、周りの情報に惑わされず、早く、確実に自分のゴールに近づくことが出来ます。
まず『自分に出来ること』を知る
大人になってから英語を学び直すとき、
自分は初心者レベル
学校で習ったけど、出来ない
全然わからないから、基礎から学びたい
…のように、『自分は英語が出来ないので、最初から学びたい。』と思う方が多くいます。
外国人の友達が欲しくて、英語の勉強してる。
初心者向けの本で復習したり、YouTubeやアプリも使ってるんだけど、わからないことだらけで…。
基礎も全然だから、最初から学び直したい…。
そこで、自分より英語が出来る人にアドバイスを求めると、その人が思う「最初」にやったほうがいいことや、オススメの勉強法を教えてくれるので、それぞれ試していると、さらに混乱。
頑張って色々やっているのに、わからないことばかり増えて、何から学べば良いか、わからなくなってしまいます。
そして、また、『最初から学ぼう』『基礎からやり直そう』ということになります。
『最初から学びたい!』というのは、とても良い心がけだと思うのですが、自分にとっての「最初」とは?
英語ができない無限ループにはまらないためにも、
- 自分がいま出来ることを整理して、
- 目標達成のために必要な知識・スキルを知る
…ことで、効率よく、自分に必要なことから学ぶことができます。
目標達成のために必要なことを知る
例えば、上のAさんのように『外国人の友だちを作る』という目標を立てたとします。
外国人と知り合って仲良くなり、友達関係を築くためには…
自分のことを話したり、相手に質問したり、日常会話ができる
メール(テキスト)でメッセージをやり取りできる
…など、読む・書く・聞く・話すの知識・スキルがある程度必要になってくるので、それを踏まえて、いま自分に出来ることと、目標達成のために必要なことを整理します。
例)
英文法などは、何から学んだら良いか自分では判断しにくいと思うので、中学英語の復習教材などが使いやすいです。
今の自分の位置と、目標までに学ぶことを知ったら、時間を有効活用しながら学習を進めていきます。
自分に合った学び方を知って、学習を継続する
一人ひとり、得意な学び方は違います。
例えば単語を覚えたいとき…
ひたすら書くと覚えられる人
絵や図と一緒だと、覚えやすい人
耳から聞くことで、記憶に残りやすい人
口に出して繰り返すことで、定着しやすい人
…など、色んな人がいます。
多くの場合、上のいくつかを組み合わせることで、その英語が身につきやすいです。
大切なことは、
まず、いくつかの方法を試してみる
早い段階で自分に効果的な学び方を見つける
自分に合わなければ、他人のオススメにこだわらない
常に自分で考えて、学習方法を工夫する
…ことです。
そして、英語学習に割ける時間やライフスタイルも人それぞれなので、自分の生活の中に上手く英語学習を組み込める人ほど、上達が早いです。
復習をいつ、どのようにするか?
通勤時間やスキマ時間をどう使うか?
…自分の目標に対する熱意を忘れず、普段から楽しく学ぶことが、成功へのカギになります
まとめ
- 自分が出来ないことより、いま出来ることは何か知る
- 自分の目標達成に必要なことを知り、次のステップを考える
- 自分に合った学び方を知り、限られた時間を有効に活用する