諦めずに続ければ、絶対出来るようになる!
…という言葉を信じて英語を勉強したものの、なかなか上達しなくて嫌になったことはないですか。
やっぱり留学しないと無理かな?
ほかの高価な教材には効果があるのかな?
英語を身に付けたいけど、どうしたら良いのか困っている方も多いと思います。
そこで今回は、自分に合った英語学習について、いくつかの例をご紹介します。
『出来ない=頭が悪い』ではない
学習教室では、こんなことが良くあります。
単語テストで、毎回0点かそれに近い点を取ってくる、中1男子のお母様。
うちの子、本当に英語が覚えられなくて。
小さい頃から英語のアニメを見せてたんですけど…。
成績の良い友達から、勉強法を教えてもらったのに上手くいかない女子高生。
先生、私バカだから、英語ムリ!
ボールペンのインクが無くなるまで書いても、覚えられない!
・・・
テストの点が悪かったり、同じ勉強をしている友達より出来なかったりしたら、「英語は苦手だ」「向いてない」と思ってしまいますよね。
でも実は、勉強の取り組み方が自分に合っていないだけかもしれません。
学習の仕方を変えたら出来た!
例えば、英単語が全く覚えられず、お母様が心配していた中学生。
彼はカードゲームが好きだったので、一緒に単語カードを作りました。
そして、英単語カードの対戦ルールも考えてもらったところ、自宅でも家族にやり方を教えて取り組んでくれたようです。
スペルを書く練習はiPadに入れたアプリを活用し、発音も確認。
その後、単語テストの点数が上がり、満点までは行かなくても、前より英語が好きになってくれました。
お母様もハッピーです。
良かったわ!
自信もついたみたい。
自分のことを『バカ』だと言っていた女子高生も、勉強方法を一緒に工夫しました。
彼女はアルバイトをしていて通学時間も長いため、出来るだけ時間を無駄にしないプログラムを作成。
高校英語を理解できる基礎が身に付いていなかったため、中学英語から重要な部分に的を絞って順番に復習しました。
また、彼女がハマりそうな英語学習サイトを紹介し、移動時間に携帯(スマホ)で取り組んでもらったところ、これが大ヒット。
数カ月後には実力もつき、成績もアップしました。
先生、英語のテストが一番良かった!
英語得意かも!
でも、何から始めれば良いの?
通勤・通学中の学習や英語アプリなら、もうやってますけど。
理屈はわかったけど、でも、自分に合った方法がわからない。
自分で最適な勉強法を見つけるのは、確かに少し難しいです。
多くの方は、やる気があって努力もしているのに、挫折を経験しています。
でも、諦めないで欲しいです。
大金をかけなくても、指導者がいなくても、自分に合った学習方法を見つけ出すことは可能です。
ポイントは、自分に「先ず必要なこと」は何か見極めることです。
例えば、『英語で日常会話ができる』という目標を持っている人は多いですが、現在の英語力に合わせて、身近な課題からクリアしていくことが大事です。
いきなり、レストランでの注文の仕方を練習するより、
自分のことを英語で説明できるか?
身の回りのものを英語で言えるか?
それらの英語を読む(発音する)事ができるか?
…など、自分の周りを見渡して、考えてみましょう。
また、『主語+動詞』や『主語+動詞+α』など、3~5語のシンプルな文から確認し、必要な知識を補っていきます。
前出の中1男子や女子高生のように、
- 自分の好きなことと組み合わせる
- ライフスタイルや性格に合った方法を考える
- 『勉強が楽しい!』と思える学習法を見つける
ことが出来ると、英語学習で挫折することは少なくなります。
ぜひ、自分に合った勉強法を見つけてみてくださいね
まとめ
- みんなと同じ方法で自分も出来るようになるとは限らない
- 自分に合った方法で勉強すると、成果が出やすい
- 自分に合った学習計画を立てることも重要