迷ったとき、困ったとき、インターネットって便利ですよね。
すぐに知りたいことを調べられるので、私も毎日のように使っています。
でも・・・
信頼できない情報が多い
先日は、愛猫が病気になってエサを食べられなくなったので、療養食について調べていたのですが…
上位に表示される記事で薦めているのは、同じブランドのドライフードばかり!
”獣医師監修” と書いてあるのに、監修した獣医師の名前は無いし・・・怪しい。
この病気になったら、噛んだり、飲み込んだりが大変なのに、ドライフードを薦めるって…意味がわからない。
結局、どのサイトも信じられなくなり、かかりつけの獣医さんに相談。
そこで購入した療養食で、猫ちゃんは回復したので良かったです
ちょっと話がそれましたが・・・
商品を売るために消費者心理を刺激する広告を出したり、キャッチコピーを使ったりする企業は多いです。
どんな商品も、
まず興味を持ってもらう
手に取ってもらう
使ってもらう
…必要があるので、少々大げさな表現もあります。
でも最近は、シェア争いの激化やアフィリエイト広告で収入を得るアフィリエイターの参入で、誇大広告や誇張表現のようなものが激増しているように感じます。
英語教材に関しても同様です。
選択肢が増えて選ぶのが難しいですが、キャッチコピーや広告の表現を鵜呑みにせず、買う側の私たちも情報を精査することが大切です。
そこで今回は、英語教材を選ぶときの注意点と選び方について書きたいと思います。
Contents
英語教材を選ぶときの注意点
他人のおすすめは参考程度に
どの英語教材を買うか迷ったときに、「英語教材 初心者 おすすめ」「英会話 大人 教材」などのワードで検索することってあると思います。
おすすめの教材やレビューを参考にするのは問題ないですが、やっぱり他人と自分は違います。
英語を学ぶ目的も違えば、「初心者」でも様々な人がいます。
なので、他人のおすすめは参考にしつつ、*自分に合った教材を選ぶことが大切です。
*自分に合った教材の選び方は、後半に記載。
アフィリエイト記事に騙されない
インターネットで「おすすめの教材」を探していると、
複数の教材をランク付けした記事
1つの教材を猛プッシュしている記事
…などを見かけます。
その中には、過去に英語を一生懸命勉強した人、色々な教材に散財した人が、
今後勉強する人の参考になれば!
…と書いてくれている記事もあります。
一方で、アフィリエイト報酬を期待して作られた記事も混ざっています。
これらの記事は、本当の”おすすめ”かどうか疑う必要があります。
良いことばかり書いてある
限られたサイトでしか購入出来ない
ネット上でレビューがほとんど見つからない
…ようなものは、記事内にどんなに良い宣伝文句・レビューが載っていたとしても、誰(どんな人)が書いた記事か、教材の販売元は信頼できる会社か、などを購入前に落ち着いて確認してください。
「日本人は英語コンプレックスがあるから」と弱みに付け込んで、使ったことのない教材を”おすすめ”している人もいます。
関連広告にも要注意
英語教材に関する検索をすると、その後、ニュースサイトを見ているとき、SNSをチェックしているとき…などにも英語教材の広告が表示されることがあります。
その広告は、すでに1度見た教材だったり、新しいものだったりするのですが、クリックしたくなるような写真やキャッチコピーがついています。
以下のような文を見たことはないですか?
毎日5分○○するだけで英語が出来るようになる!
英語が出来ないのは○○を知らないから!!
学校では教えてくれない○○が重要!!!
その教材さえ買えば・・・
その情報さえ知ることが出来れば・・・
もっと楽に英語ができるようになるのでは?
自分の勉強法は間違っているかもしれない!
…と錯覚させるような、魅力的なものばかりです。
実際に広告からページを開いてみると、「口から英語があふれ出すようになった!」という体験談や「英語が出来るようになった人続出!」という具体性のない実績が並んでいたりしますが・・・
自分のまわりを見る限り、そんな人はいないですよね。
もちろん、こういった広告や教材が全て悪いというわけではなく、
自分のレベルや性格に合っていた
上手く使いこなすことで効果があった
毎日続けていたら、英語力がアップした
…という人もいると思います。
私も昔、通信販売で購入した英語教材で、とても役に立ったものもありました。
やはり大切なのは、信頼できる教材か見極めること、自分に合っているものか購入前によく考えることです。
自分に合った教材の選び方
「自分に合った教材」とは何なのか・・・。
それは、
英語を学ぶ目的・現在のレベルに合っている
自分の特性やライフスタイルに合っている
…ということです。
英語を学ぶ目的と現在のレベルに合ったもの
教材を選ぶとき、まず最初に必要なのは、
英語を学ぶ目的
いま持っている知識・スキル
…を整理すること。
例)
- 目的:
英語を使う仕事に就く(就きたい)ため。
- 現状:
挨拶・簡単な自己紹介が出来る。学習用の英語なら、半分くらい聞き取ることが出来る。
目的と現状を整理出来たら、自分に必要な知識やスキルを書き出して優先順位をつけ、どんな教材が適切か考えます。
例)
- 必要なこと・優先順位
- 発音:英語の発音を身につける。
- 語彙力:身の回りの英単語を覚える。
- 英作文:身近なことについて簡単な英文で説明できる。
- 会話力:相手の英語を聞き取って返答したり、質問したりできる。
- ビジネス英語:仕事で使う英語表現やメールの書き方などを覚える。
自分に必要なことは学習を進めるなかで調整可能なので、最初から全部の教材をそろえる必要はないです。
自分の特性やライフスタイルに合ったもの
1人ひとり、得意な学び方も違います。
そのため、例えば語彙力が必要な場合、
とにかく書けば覚えられる
口に出して発音すると覚えやすい
耳から聞くことで記憶に残りやすい
…など、人によって学びやすい方法は違います。
教材を選ぶときも、「聞くだけ」「書くだけ」などの甘い言葉につられず、自分の得意な学び方に合わせることが大切です。
また、人それぞれライフスタイルも違うため、
通勤時間に読む教材
家事をしながら聞く教材
寝る前用の復習教材
…など、生活に合った教材を使うことで、スキマ時間も有効活用できます。
教材は書籍だけでなく、アプリなどを組み合わせて使うのも効果的ですね
ーーー最後にーーー
教材・アプリなどを選ぶときに最も大切なのは、
自分で考えて選ぶ
その選択に責任を持つ
…ということです。
自分で考える・責任を持って決める習慣をつけることで、
何から勉強したら良いかわからない。
…と他人のアドバイスに頼り続けたり、
薦められた教材が合わなかった。
…という言い訳をしたりすることも少なくなって、自分に必要なことを効率的に身につけていくことが出来るようになります。
まとめ
- おすすめの教材は、信頼できる情報か確かめる
- 教材を選ぶときは、自分に必要か考える
- 教材が自分に合っているかどうかも確認する