『英語を学びたい』『もっと上達したい』と思ったとき、オススメの教材や人気の英会話教室などをリサーチするのは、とても大切なことですよね。
そうすれば、著者の自慢話しか書いてない本や、実は倒産しそうな英会話教室があっても、先に知ることが出来るかもしれません。
でも、色々試しても、思うような成果が出ないとき、
オススメの教材
オススメのアプリ
オススメの英会話教室
…などをまた探して、
購入・申込み → やっぱり出来るようにならない
…を繰り返していると、そのうち、
良い教材や先生を見つける
少しでも楽に英語を習得する
…ことが目標になってきて、
良い教材や先生、勉強法さえ見つかれば、
自分も英語が出来るようになるだろう。
…と、頭が思い込み、勘違いしてしまうことがあります。
そうすると、そこから抜け出せなくなり、英語ができない無限ループに。
確かに、「自分が使う教材」や「誰から学ぶか」は大事です。
しかし、世界を見渡してみれば、日本より明らかに学習環境に恵まれていない国の人たちでも、英語でコミュニケーションをとることが出来たりします。
まずは英語で、『基礎的な読み書きができる』『日常会話ができる』ことを目指しているのであれば、超一流の人や教材から学ばなくても、出来るようになります。
そのために必要なことは何か、今回は2つのことをご紹介します。
Contents
自分のことを知る・考える
例えば、
キレイになりたい!
…という願望があったとき、最初は本や雑誌、インターネットで情報を集めたり、誰かに聞いたりすると思います。
- どんな化粧品を使ったら良いか?
→自分の年齢や肌質、悩みにあわせて、合いそうなものを選ぶ。
使ってみて乾燥が気になったら、もう少し保湿力のあるものを選ぶ。
組み合わせて使うと効果がありそうなものは、試してみる。
- キレイになるために、他に出来ることは?
→毎日の食生活を見直してみる。
自分の得意・好みやライフスタイルにあった運動を続けてみる。
…など、他人の意見や評価を参考にして、キレイになるための商品や方法を探すだけでなく、自分に必要なものを知り、試行錯誤しながら行動すると思います。
では、
英語が出来るようになりたい!
…ときに自分が出来ることは?
- 自分のことや必要なものを知る
ー現在知っていること、英語の習熟度は?
ー自分に必要な知識・スキルの優先順位は?
(難しくとらえず、「言葉」を習得するために必要なことを考えてみる。)
ーこれまで上手く行かなかったなら、原因は?
- 自分に合った学び方を考える
ー自分(の生活)に合った勉強時間や学習方法は?
ー継続して学習するために工夫できることは?
ー難しいこと、苦手なことを克服するには?
英語を学ぶときも、『自分に必要なこと』『自分に合った方法』を考えて取り組むことで、周りの声に振り回されず、効率的に自分の目標に近づくことが出来ます。
生活を工夫してみる
子供のころ、ピアノや水泳、習字、学習塾…など習い事をした経験のある方もいると思います。
そのとき、超一流の先生を探して習いに行った人もいるかもしれませんが、多くの方は、経済的・距離的に通える地域の教室を選んだのではないでしょうか。
そして、同じ教室に通って、同じ先生から習っていても、
ピアノがすぐ上手になり、難しい曲も両手で弾けるようになる子
学習塾に通って半年足らずで、成績が大幅にアップする子
…がいる中で、なかなか成果が出ない子もいます。
もしかしたら、『才能の違い』『先生との相性』もあるかもしれません。
でも、「コンクール入賞」「大会優勝」「学年1位の成績」…など頂点を極めるのは難しいかもしれませんが、たいていの場合、教室でのサポート+自宅など普段の取り組み(練習・学習)で、上達に大きな違いが生まれます。
もちろん、本人の興味ややる気も大切ですね。
大人になっても、様々な理由・目的で習い事をする人は多いです。
例えば、女性の悩みやストレス軽減のために、週1回ヨガ教室に通い始めたとします。
ヨガのポーズや呼吸法の基本は教室で先生から学べますが、自分の理想に近づくために、クラス以外の時間で自分が変えられること、工夫できることはどんなことでしょうか。
例)
- 普段の意識を変える
日常生活の中で、自分の姿勢や呼吸を意識してみる。
- 先生の言っていたことを試してみる
瞑想や朝のルーティーンなど、先生のオススメを試してみる。
自分の性格・生活に合うもの、効果が感じられるものを続けてみる。
- 教室で習ったことを家で復習する
- 難しかったポーズなどを練習する
誰でも、1回でマスターしたり、覚えたりするのは困難。
特に、時間が経つと忘れてしまうので、復習・練習は大切ですね。
- 興味・関心を持ったことは調べてみる
教えてもらったこと、聞いたことなどから、興味・関心を持ったことは自分で調べてみる。
日常生活・移動中でも出来るポーズや呼吸法、普段の食生活など、改善点を見つけたり、工夫できるバリエーションも広がるかもしれません。
『英語が出来るようになりたい』『英語を身につけたい』というときも同じです。
教材を使って学んだり、英会話レッスンを受けたりするのに加えて、普段の意識や時間の使い方を工夫することが、上達への近道です。
例えば英語を話す練習は、相手がいなくても、
自分の言いたいことを英語にする練習
頭の中で、英会話のやり取りをする練習
…などでも、スピーキング上達につながります。
「色々な教材や英会話スクールを試しても、英語が出来るようにならない。」と困っている方は、自分に必要なことを知って、普段の生活で工夫できることにも取り組んでみてください。
まとめ
- 『オススメ』に振り回されず、自分に必要なものを知ることが大事
- オススメを使ってみて、自分に合った学び方や優先順位を考える
- 普段の生活でも意識できること、工夫できることに取り組む